絵本列車 ∞ てくてくちょうむすび
家庭文庫の夢*山口雅子さん講演会(追記)
~家庭文庫の夢~

”家庭文庫”
とは、個人が自宅の蔵書を

近所の子どもたちに開放して、

本に触れ合ってもらう小さな営みです。


戦後、まだ公立の図書館が整備されていなかった頃、

1955年に 主婦であった土屋滋子さんが

”子どもたちと本の楽しみを分かち合いたい”と願い、

開かれたのが始まりです。


クマのプーさん Anniversary Editionクマのプーさん Anniversary Edition
(2006/09/05)
A.A. ミルン

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1958年には、子どもの本の作者でもあり、

『クマのプーさん』など数多くの翻訳をされた

石井桃子さんが「かつら文庫」を開き、


その後、1967年に松岡享子さんが、

「松の実文庫」を開きました。

松岡享子さんは、『くまのコールテンくん』や、

くまのコールテンくん (フリーマンの絵本)くまのコールテンくん (フリーマンの絵本)
(1975/05)
ドン=フリーマン

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『がちょうのペチューニア』、

がちょうのペチューニアがちょうのペチューニア
(1999/01/16)
ロジャー・デュボワザン

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『くまのパディントン』シリーズなど、

児童書の翻訳を数多くされた方。(^^)

くまのパディントン (世界傑作童話シリーズ―パディントンの本)くまのパディントン (世界傑作童話シリーズ―パディントンの本)
(1967/10/01)
マイケル・ボンド

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アメリカで児童図書館員として勤務した経験を活かし、

土屋滋子さんや石井桃子さんの文庫で働く人たちの

勉強グループに加わり、

”規模は小さくても丁寧に実施したい”と願って、

自らも家庭文庫を始められたそうです。


今回、犬山市立図書館で講演してくださった山口雅子さんは、

松岡享子さんの「松の実文庫」に学生の頃から

参加されていた方です!


当時は絵本についてあまりよく知らずに入ったそうですが、

一緒に絵本を読むうちに、子どもたちからたくさんのことを教えてもらい、

「私の先生は子どもたち」とおっしゃっていました。


絵本作家の、かこさとし さんも同じことをおっしゃっていて、納得♪

未来のだるまちゃんへ未来のだるまちゃんへ
(2014/06/25)
かこ さとし

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私も、絵本の楽しみは子どもたちから教わるという気持ちを

いつも忘れずに取り組んで行きたいな(*^^*)


余談ですが、絵本『とこちゃんはどこ』は、

松岡享子さん作・加古里子(かこさとし)さん絵 の作品だったんですね!

小さい頃から大好きな絵本♪

同じ想いがつながっているような気がして、

なんだか嬉しい気持ちになりました。


とこちゃんはどこ(こどものとも絵本)とこちゃんはどこ(こどものとも絵本)
(1970/07/01)
松岡 享子

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そして、今回、山口雅子さんをお招きしたのは、

愛知県犬山市の自宅で、自らも

”家庭文庫”を開かれている方なのだそう!

今度、その家庭文庫に参加されているお友達に

一緒に連れて行ってもらえることになり、感激♪♪


”家庭文庫”のような 温かな居場所をつくりたい

というのが私の夢(*^^*)

ぽかぽか日差しの心地よい縁側があって、

ゆったりとした時間の流れの中で、

絵本の世界に入り込んでいける、特別な空間。


思わず「ただいま~」と言ってしまいそうな

どこか懐かしい、温かい気持ちに包まれる 愛あふれる空間で、

子どもたちの笑顔に囲まれて過ごせたら幸せ!

実現に向けて、小さなことからコツコツと歩んでまいります♪

えほんのせかい こどものせかいえほんのせかい こどものせかい
(1987/09)
松岡 享子

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***********

1974年、かつら文庫など4つの家庭文庫が母体となって

東京子ども図書館(私立)が誕生しました。

小さな営みが大きな活動へと花開き、

昨年、40周年を迎えられたそうです。


東京子ども図書館ホームページより

理事長である松岡享子さんの素敵なお言葉。


「ひとりでも多くの子どもたちが、

本の中で、おもしろいこと、ふしぎなことを体験し、

よい人間に出会い、深い考えにふれて、

子ども時代に幸せを蓄えつつ育つように。

そのお手伝いをするのが、わたしたちの仕事です。」


産経ニュース(2014年9月1日)記事より

人が生きるということは、

自分の物語をつくっていくこと。

そのためには他の人の物語を参考にする必要がある。


お話は言葉の力を養うだけでなく、

子供たちが無意識のうちに感じている

将来への不安に対して、

『未来には希望がある』ということを

伝えてあげることにもなると思います。」


たった1冊の本が人生を変える事もある♪

前向きに生きていく力になることもある♪

そんな大切な絵本に出会える

温かな居場所、空間づくりを目指して♪(^^)


 
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[2015/02/05 21:23] |   その他 国内の作家・作品 | トラックバック(0) | コメント(2) |
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コメント
子供の頃一度だけ、近所の友達に連れられて、かつら文庫にいったことがあります。
でも、私はたくさん本のある(サザエさんもあったし)中央図書館のほうが好きだったので、本当に一度しか行かなかったから、ほとんど記憶はありません。もったいなかったかな〜^^;
文庫のまねごとはしたことがあります。
近所にできたシュタイナー幼稚園でさせていただいたり、小学校の図書ボランティアで仲良くなった子をうちに呼んで、小さな文庫のように貸し出ししていました。
その子の兄弟や友達も来ると、ホットケーキもつくったりね。
そのへんのことは、今でたばかりの「ユリイカ臨時増刊・150年目の不思議の国のアリス」にちょっと書かせていただいたので、よかったら、本屋さんや図書館で見てくださるとうれしいです〜♪ちょっと恥ずかしいですけど。。^^;
http://www.seidosha.co.jp/index.php?9784791702848
[2015/02/08 00:00] URL | ゆめのゆき #- [ 編集 ]
ゆめのゆきさん、こんばんは!いつも素敵なコメントありがとうございます♪かつら文庫に行かれたことがあるんですね!今は日本全国、図書館がとても充実しているので、家庭文庫ならではの魅力を模索しつつ・・・どのような形で活動していくと良いかな、とあれこれ考えています♪ゆめのゆきさん、またぜひぜひ色々と教えてくださいね!!
シュタイナー幼稚園でのお話も興味ありますし、ゆめのゆきさんの絵本サークルのお話も、ずっとお聞きしたいと思っていました!またぜひブログで紹介してください~。
小学校の図書ボランティアで仲良くなった子どもたちを呼んで、小さな文庫を開かれていたなんて♪本当に素敵です。私もみんなでホットケーキをつくったり、絵本のテーマにあわせたソーイングを一緒にしたりしたいと思っています。今まで頭で考えるばっかりたったので(^^;)今年はどんどん行動して、試行錯誤します♪
「150年目の不思議の国のアリス」は、絶対に購入しますよ~♪ゆめのゆきさんのブログで、興味津々です(*^^*)表紙にも惹かれました。
いつもありがとうございます。
[2015/02/08 18:20] URL | 結衣 #- [ 編集 ]
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『絵本からあふれる愛』 をテーマに♪
てくてく心のおもむくままに、愛溢れる絵本と大好きな作家さんのこと、日々のワクワクを綴っていきたいと思います。

夢は、お母さんと子どもたちが笑顔になれる 温かな居場所、 絵本&ソーイングspaceをつくること!

好きなことば・・・『Think Globally,
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