絵本列車 ∞ てくてくちょうむすび
よるくま クリスマスのまえのよる
『よるくま クリスマスのまえのよる』



よるくまクリスマスのまえのよるよるくまクリスマスのまえのよる
(2000/10)
酒井 駒子

商品詳細を見る



酒井駒子さんの描き出す、

愛らしいクマの子、「よるくま」と、

ちいさな男の子の 愛に溢れた 聖夜の絵本。


クリスマスの前の夜、

おかあさんに叱られてしまい、

「ぼくはいい子じゃないかもしれないから、

サンタさんは来てくれないのかな・・・」


と不安で眠れない男の子のもとへ、

「よるくま」が遊びにやって来ます。


サンタさんのことを知らない 「よるくま」に

男の子はクリスマスツリーの飾りを 見せてあげます。

無邪気な「よるくま」は、おうちとイエスさまと、

飛行機の形をした 飾りを欲しがります。


そしてみんなが寝静まる中、

夢かうつつか、「よるくま」と一緒に

不思議な時空への旅が始まります。



酒井さんの作品には、印象的な夜の場面がしばしば登場します。

子どもの持つ、「夜」への漠然とした怖れや、不安な気持ち・・・


母と子の愛情と、心の揺れ動きが

とても繊細に、愛らしく描かれています。


この魅力を文章でどう伝えればよいのか・・・

とにかく手にとって見ていただきたい素敵な絵本です。


「よるくま」は、本物のくまの子のようでもあり、

ぬいぐるみのようでもあり、

あどけない子どものようでもあり(*^^*)


男の子をそっと抱きしめる姿や、

クリスマスツリーの飾りを両手いっぱいに抱える姿など、

どの表情も しぐさも とても愛おしくって、

優しい物語に 心満たされます。


酒井さんは、子どものころは、眠ってしまうのが恐ろしくて

寂しくて、いつまでも起きていたいと思っていたそうです。

そんなご自身の体験から、夜、寝ない子ども、

夜の街を走っていく子どもの話をいつか描きたいと思って

心に留めていたものが、「よるくま」の物語になったそうです。

(みずゑのレシピ『絵本のつくりかた1』インタビューより)


絵本のつくりかた〈1〉―あこがれのクリエイターとつくるはじめての物語 (みづゑのレシピ)絵本のつくりかた〈1〉―あこがれのクリエイターとつくるはじめての物語 (みづゑのレシピ)
(2003/05/16)
酒井 駒子、荒井 良二 他

商品詳細を見る


幼い頃、誰もが感じたことのある

真っ暗な夜への不安な気持ち。

繊細な心の揺れが見事に描かれた、

愛情深く 温かい絵本です。



 
↑「私もこの絵本が大好き!」または、
「読んでみようかな^^」と思ってくださった方、
クリックしていただけると励みになります↑



テーマ:絵本 - ジャンル:本・雑誌

[2014/10/22 13:51] | 12号車*クリスマスの絵本 | トラックバック(0) | コメント(0) |
<<ゆきのひのおくりもの*ペール・カストール | ホーム | メルヘンハウス*酒井駒子さん原画展>>
コメント
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
http://ehonressha.blog.fc2.com/tb.php/52-efa9664f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |
プロフィール

結衣

Author:結衣
『絵本からあふれる愛』 をテーマに♪
てくてく心のおもむくままに、愛溢れる絵本と大好きな作家さんのこと、日々のワクワクを綴っていきたいと思います。

夢は、お母さんと子どもたちが笑顔になれる 温かな居場所、 絵本&ソーイングspaceをつくること!

好きなことば・・・『Think Globally,
Act Locally』

カテゴリ

カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

絵本棚

お気に入りページ

Welcome


最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

最新トラックバック

CURSOR SWITCH

お気に入り絵本シリーズ

RSSリンクの表示

検索フォーム

QRコード

QR