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絵本列車 ∞ てくてくちょうむすび
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ビアトリクス・ポター* 生誕150周年 ピーターラビット展
この夏、『ピーターラビットのおはなし』の作者である

ビアトリクス・ポターさんの生誕150周年を記念して

国内最大規模のピーターラビット展が開催されます!


ビアトリクス・ポター
『ベンジャミン バニーのおはなし』の挿絵のための水彩画
英国ナショナル・トラスト所蔵
©Frederick Warne & Co., 2016


公式ホームページはこちら

2016年8月9日~10月11日
Bunkamura ザ・ミュージアム
(東京都)

(※東京をスタートに、福岡、仙台、大阪、
広島、名古屋を巡回予定です。)


展覧会では、英国ナショナル・トラストが所蔵する

貴重な原画やスケッチ、愛用品など

日本初公開のものが200点以上出品されます。


『ピーターラビットのおはなし』の私家版

(最初に自費出版された 白黒の絵本)も

全原画44枚が日本で初めて、一挙公開されます!

pota- inkuga
ビアトリクス・ポター
私家版『ピーターラビットのおはなし』の表紙絵のためのインク画
英国ナショナル・トラスト所蔵


その他、美しい草花と、今にも動き出しそうな

可愛い動物たちが描かれた水彩画や

彼女が大切にしていた愛用品、ぬいぐるみ、

陶磁器なども展示されるそうです(^^)

************************************


ビアトリクス・ポターさんは、1866年ロンドン生まれ。

まだ封建的な空気の漂う ヴィクトリア時代。

産業革命により、社会構造も一変し、

イギリスは世界の工場と呼ばれ、繁栄を極めていた時代でした。


ポター家も 祖父の始めた染色事業が

時代の波に乗って、大きな成功をおさめていました。


彼女は裕福な家庭に生まれますが、

厳格な両親のもと、同年代の子どもたちと遊ぶことも

自由に外に出ることも許されず、

居場所は3階にあるこども部屋のみ・・・。


遊び相手は弟と、 飼っていた小動物たちだけでした。

身体が弱く、引っ込み思案だった彼女は

弟が寄宿舎に入ってからは

いつもひとりぼっちで絵を描いていたそうです。


しかし、その閉鎖的な環境の中で、観察力が培われ、

豊かな想像力と知性が育まれてゆきます。


夏には避暑地である美しい湖水地方に訪れていた一家。

ロンドンを離れ、豊かな自然の中で過ごす日々は

彼女にとって特別に楽しみなものでした。


後に生涯暮らすこととなるソーリー村や、

購入することとなるヒルトップ農場、

自然保護や手工芸保護の活動をしていた

ローンズリー牧師にも出会います。



この時代、まだまだ女性の地位は確立されておらず、

女性が外で働いて収入を得ることは難しく、

職業も限られていました。


彼女は、幼いころから動物や植物のスケッチを

楽しみとし、緻密で繊細なキノコの絵を描き

菌類研究家への道を目指していました。


そして自らの研究をまとめて論文を書き上げますが、

当時 女性は学会に出席することすら許されなかったため、

論文は認められず、彼女は落胆します・・・。


大きな挫折を経験した彼女は、

菌類研究 以外の道で自立することを模索します。


その後 36歳の時に 『ピーターラビットのおはなし』が

世に出ることとなり、次々と溢れ出すように

素晴らしい作品が生まれていきます。

peter-rabbit story


39歳の時、担当編集者であり、真の理解者であった

最愛の婚約者を突然の病で失った彼女は、

深い悲しみを癒すために湖水地方へ移住。

絶望感に覆われながらも、新しい本の製作に没頭します。


『ジェレミー・フィッシャーどんのおはなし』や、

『こねこのトムのおはなし』、

『あひるのジマイマのおはなし』などは、

悲しみを乗り越えるために描かれた作品だったんですね・・・。




女性が何かを成し遂げるには厳しかった時代に

自分の才能を活かし、表現する道を探しあて、

自立を求める生き方を貫き、

湖水地方の自然を守った偉大な女性。


彼女の生き方、人生をたどると、

人生に無駄な経験は一つも無く、

全ての出来事や出会いに意味があり、

かけがえのない「今」と

「これからの夢」や「使命」に繋がっていると感じます。


大きな挫折も、悲しみも、やるせなさも、

前に進む強い意思があれば

必ず実を結ぶもの。


展覧会では、彼女の人生に焦点をあてながら、

『ピーターラビットのおはなし』をはじめとする

絵本シリーズの世界が 紹介されるそうです。


開催が今から待ち遠しいです(^^)♪


物語が生まれた背景や挿絵が多数掲載されている、

こちらの本もおすすめです(^^)



『ピーターラビットとビアトリクス・ポターの世界』
著者:Camilla Hallinan
訳者:上野和子



↑興味をもってくださった方、
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[2016/05/10 14:11] |   ビアトリクス・ポター | トラックバック(0) | コメント(6) |
<<『あひるのジマイマのおはなし』&アヒルとガチョウの絵本♪ | ホーム | 絵本の原点*『ピーターラビットのおはなし』>>
コメント
楽しみですね!
原画は本と同じくらいのサイズで描かれていたと思うので、文化村の小さな会場では、展示方法を工夫して、子ども達共々ゆったり見られるようにしてほしいですね〜。
そして、全部のシリーズを読んでからだといっそう楽しみが増すと思います!
ところで、「リスのナトキンのおはなし」ってイギリス人が大好きなんですよ。(ピーター以上?ポターの話をすると、まずナトキンと言う人が多いですよね!)ところが日本人にはどこが面白いのかさっぱりわからない。。? マザーグースとか詩の暗唱とか、イギリスの童話にはよく出てきますが、そのなかのなぞかけというジャンル?なんでしょうか? 翻訳だけの問題でもないのかな〜? 結衣さんはご存知ですか?
「セシリーパスリーのわらべうた」「アプリーダプリーのわらべうた」も 100周年のときに翻訳が出たと思いますが、これもマザ−グースを知っているともっと面白いのかもしれないですね。
[2016/05/14 00:22] URL | ゆめのゆき #- [ 編集 ]
もうひとつ、今月中なんですが、恵比寿でピーターラビットガーデンもやっています! 行ってみたくなりました♪
http://blog.peterrabbit-japan.com/?blog=389026
[2016/05/14 14:58] URL | ゆめのゆき #- [ 編集 ]
ゆめのゆきさん、こんばんは!早速コメントをいただいてありがとうございました(^^)
原画も本と同じくらいのサイズで小さいんですね!水彩の色も綺麗なんだろうなぁと、今から楽しみでたまりません♪
本当に、子どもたちの目線でゆっくり楽しめる展示だと嬉しいですね。(どの展覧会でも、いつも思います・・・。どうしても大人の目線に合わせての展示になってしまいますよね。)

自費出版の本は、1993年にピーターラビットの100歳の誕生日に限定750部、「復刻版」が出版されていたそうですね。今回の展覧会でも白黒版が販売されると良いなぁと願っています。

私も展覧会までに全部のシリーズを読んでおきたくなりました♪年長児の息子が、『ピーターラビットのおはなし』をとても気に入ってくれて、毎日のように「全部読んでみたい!早く揃えて!!」と言うので(^^;)この機会に私もじっくり読みたいと思います。

「リスのナトキンのおはなし」は、ピーター以上にイギリスの方が大好きなお話なんですね。とっても意外でした!私もよく理解できなくて・・・。やっぱりイギリスのお話を読むには、マザーグースに親しんでいないと分かりづらいんですね。 詩の暗唱や、なぞかけについても、全く知らなくて・・・わらべうた絵本も読んでみたいと思います。色々と教えてくださってありがとうございます(^^)
[2016/05/14 22:36] URL | 結衣 #- [ 編集 ]
ゆめのゆきさん、素敵なお知らせありがとうございます♪
恵比寿ガーデンプレイス、大好きなところです!こんな素敵なイベントがあるなんて♪今すぐにでも飛んで行きたいっ(笑)
期間限定カフェも気になります!ピーターラビット」の世界に因んだオリジナルメニューも魅力的ですね。
5月末までのイベントなんですね!また行かれたら、感想などぜひぜひ聞かせてくださいね(^^)

[2016/05/15 00:29] URL | 結衣 #- [ 編集 ]
ガーデンプレイス、友人と行ってきましたよ。
いや〜〜〜・・・
ま、まさか。。こ、これだけ?って感じでガッカリでした。。
とても暑い日だったので、屋外に臨時に作った簡易な作りのカフェは暑くて無理。。でした。。とっても小さなスペースのお花も暑さで枯れかけていて。。うーーん。。言いたくないですが、こんなこともあるのですねぇ、、期待はしてなかったよはいえ。。残念でした。。><;
グッズも昔のデザイン(ファミリアやウェッジウッド)のほうが好きでした。
原画展には期待したいです〜〜
[2016/06/11 00:03] URL | ゆめのゆき #- [ 編集 ]
ゆめのゆきさん、ガーデンプレイスのイベントに行ってこられたんですね!ご報告いただいてありがとうございました♪
規模は想像以上に小さかったのですね・・・。原画展はそうならないことを祈っています。
このところ、蒸し暑くなってきましたし、梅雨の晴れ間は、真夏のように暑いですもんね。私も晴れの日、屋外ではふらふらになってしまいます(* *;)

グッズは、私も昔のデザインが一番好きです。どの作品もやっぱり、初めの挿絵(イメージ)を超えるのは相当難しいことですよね。世界的に有名な作品であればあるほど、挿絵画家さんの苦悩は大きいのではないかと・・・。本当に尊敬します。
ポターさんの原画を見られる日が待ち遠しいです(^^)

それでは、蒸し暑い日が続いていますので、ゆめのゆきさんもどうぞご自愛くださいね。
[2016/06/13 18:54] URL | 結衣 #- [ 編集 ]
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『絵本からあふれる愛』 をテーマに♪
てくてく心のおもむくままに、愛溢れる絵本と大好きな作家さんのこと、日々のワクワクを綴っていきたいと思います。

夢は、お母さんと子どもたちが笑顔になれる 温かな居場所、 絵本&ソーイングspaceをつくること♪
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