絵本列車 ∞ てくてくちょうむすび
春の色彩あふれる絵本*『おやゆびひめ』
二十四節気 「清明」(せいめい)


春うららかに、山河草木(さんかそうもく)が

清く 明るく 輝く季節。

蝶が舞い、色とりどりの花が咲く喜びの季節。


桜も満開に♪♪♪

少し早くに咲いていた 桜の木からは、

ひらひらと花びらが舞ってきます♪

sakura saku


第十三候 「玄鳥至」(つばめきたる)


寒い冬、南の国へ渡っていたツバメたちが

この頃になると飛来してきます。

ツバメの訪れは 本格的な春の到来を

意味するそうですね(^^)


やさしいツバメの登場する、大好きな絵本、

『おやゆびひめ』

チェコの芸術家、ヨゼフ・パレチェクさんの挿絵は、

やわらかな春の色彩にあふれています。


『おやゆびひめ』
文:H.C.アンデルセン
絵:ヨゼフ・パレチェク
訳:石川史雅
出版社:プロジェクト アノ

oyayubihime p


関連記事:可憐な花の精*アンデルセンの世界



美しい花から生まれた おやゆびひめ。

スミレの青い花びらの しきぶとんに

バラの花びらの かけぶとんをかけて、

くるみの殻の ゆりかごで眠ります。


ある夜、おやゆびひめが眠っていると、

「息子の嫁にぴったりじゃないか」と

ヒキガエルにさらわれてしまい・・・!?



四季折々の草花は 可憐に 繊細に、

生き物たちは 愛らしく ユーモラスに 描かれていて、

どの場面も美しく、思わずうっとりと 時間を忘れるほどです。


翼を傷め、土の中で凍えていたツバメに

そっと寄り添う おやゆびひめの姿や、

大好きなおやゆびひめを思いやる ツバメのようす、

生き物たちのからだに描かれた 小さな可愛らしい模様にも、


すべてに愛がこもっていて、

心に春を届けてくれる絵本です♪♪


どんなに寂しく悲しい場面も、パレチェクさんの手にかかると

美しく、可愛く、あたたかな世界になり、

魔法にかかったようにその世界に引き込まれます(^^)


翻訳の言葉も優しさに溢れています。

文章はとても長くて、子どもたちに最後まで

読み聞かせするのは、なかなかハードなのですが・・・

アンデルセンの原作に忠実に書かれた作品なのではないでしょうか。


( 最後は 王子さまではなく、

ツバメと結婚してほしかったなぁと思ってしまうのは、

私だけでしょうか・・・。)


丁寧に塗り重ねられた色彩から

伝わってくる 愛と温もり。


おやゆびひめを背中にのせて

ツバメが 大空高く飛ぶ場面から

後半の数ページは、 比類なき美しさです。

是非ぜひ、たくさんの方に 手にしていただきたい絵本です。


 

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[2016/04/05 15:33] | 6号車*花・自然・野原 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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