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絵本列車 ∞ てくてくちょうむすび
『100かいだてのいえ』*(追記) 天空のエレベーター
『100かいだてのいえ』*(追記) 天空のエレベーター





星を見るのが好きな男の子、トチくんのもとに

ある日1通のお手紙が届きます。


「ぼくは100かいだてのいえの

てっぺんにすんでいます。

あそびにきてください」


空へと高く続く、

地上100かいだての不思議な家。

そこには10階ごとに

色んな動物たちが暮らしています。


好奇心旺盛なトチくんは、

可愛い動物たちとお話をしながら、

上へ、上へと登っていきます。


そしていよいよ100階に到着!


最上階に住んでいたのは…


なんと、星を見るのが大好きな、

クモの王子さまなのでした。


・・・なんだかサン・テグジュペリの

「星の王子さま」みたいで素敵ですね☆
  ↑
(ちなみに・・・44階部分の 額の中に描かれた絵!
皆さん、何かお分かりですか~?
1階ごとにじっくり見ていくと、そこかしこに
遊び心が散りばめられていて、
大人もこどもも楽しめるこのシリーズ♪
絵本をお持ちの方、ぜひ見てみてくださいね♪)


このクモの王子さまは、天体観測の

大きな望遠鏡を持っていて

夜空を眺めていましたが、


ある日 望遠鏡で トチくんを見つけて

友達になりたくて、

「あそびにきてね」とお手紙を出したのでした。


きれいな星空を眺めて、友達になったふたり。


(↑こちらは展覧会開場の撮影可能コーナー♪)

帰りは、クモさんたちがつくった

素敵な「エレベーター」に乗って

地上まで降りてきます。

そして、100かいだてのいえは、

星空に消えていき、

トチくんの不思議な冒険は終わります。



「エレベーター」といえば!

夢の構想 ”宇宙エレベーター”の旅!



現在、地球の静止軌道※

(※赤道上の高度3万6000kmのところ)にステーションを建造し、

地球と宇宙を結ぶ ”宇宙エレベーター”を

創るという計画が打ち立てられていて、


壮大な夢の実現に向けて

日本の技術者たちも動き始めているそうです。

ケーブルの長さは、なんと約10万キロメートルにもなるそう!


宇宙空間って、空気もなくて、

私たちが実際に行くには、

まだまだ遠い存在・・・。


でも、現在の宇宙科学は

めざましい進歩を遂げていて、

50年前や100年前には考えもつかなかったようなことが

次々に実現しています。


地上と宇宙をつないで往復するエレベーターに乗って

近い将来、”宇宙エレベーター”の旅が

本当に実現するかもしれませんね♪


©Toshio Iwai


私たちが心の中に思い描く夢は、

実は、「できる!」からこそ思い描けるのだそうです!

叶わない夢は そもそも思いつかないのだとか。


だからこそ、自分らしく

思いっきり自由に

誰に何と言われようと 諦めずに

夢を思い描いて、

そして 叶えていきたいですね♪




↑「私もこの絵本が大好き」、または
「読んでみようかな」と思ってくださった方、
クリックしていただけると励みになります↑
*****************************************

星の王子さまと

宇宙の星ぼしを旅する 素敵な写真絵本。

こちらもおすすめです(*^^*)


『星の王子さまとめぐる 星ぼしの旅』



著者: 縣 秀彦
出版社:河出書房新社


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[2015/08/31 06:55] |   いわいとしお | トラックバック(0) | コメント(2) |
『100かいだてのいえ』* いわいとしお の絵本の世界展

©Toshio Iwai



「あそびにおいで!100かいだてのいえ いわいとしおの絵本の世界展」

2015年8月5日~8月18日

この夏、ジェイアール名古屋タカシマヤで

開催された楽しい展覧会!

100kai entranse
(↑百貨店エントランスの大型の 動く立体模型♪)


いわいとしおさんの描き出す、夢溢れる世界。


空の上や、地面の下、海の中へと

空想が広がっていく 縦に開く楽しい絵本、

『100かいだてのいえ』シリーズ。


100かいだての家には、可愛らしい動物たちが

10階ごとに暮らしています。



出版社:偕成社
著者 : いわいとしお


展覧会では、初公開の原画や

ごく初期の頃に描かれたアイデアメモやスケッチ、

少年時代のノートや作品、

お子さんへの愛情こもった手作りおもちゃ

などが たくさん展示されていました。

100kai kuchan
(↑こちらは展覧会会場の撮影可能コーナー♪)


100かいだての家をみんなで創り上げていく

ワークショップも楽しめて、

子どもたちも、活き活き♪


みんなが自由に描いた家が

どんどんつながっていく 楽しい空間!




最も印象的だったのは、

絵本づくりのきっかけにもなったという手作りおもちゃ!


ボール紙を切り抜いたパーツを

割ピンでとめて、動かして遊べる

「りべっとくん」と名付けられたおもちゃ。


(↑こちらは著書のキットの作品です。
ふくろう先生の表情もくるくる変えられます♪)

なんだか懐かしくって、

私も作りたくなって、メモ帳にアイデアを

一生懸命 書き留めて、

家に帰ってから子どもたちとたくさん作ってみました♪


子どもたちからも、どんどん面白いアイデアが飛び出して

創作意欲もわいてきて(*^^*)

こういう楽しみ、このところ 忘れていたなぁ!

時間を忘れて、 ものづくりに熱中できるのって

最高に幸せ♪♪♪


その他、展示されていたダンボールで作られたお家や

乗り物や、クリスマスツリーなどなど、

あまりの完成度の高さに 子どもたちも大興奮!!


一緒に創る喜び、

既成のおもちゃでは味わえない温もりが

いっぱい伝わってきました。

***********************************

作者のいわいとしおさんは、幼い頃から

絵を描いたり、工作をしたりするのが大好きで、


そんな様子を見たお母さんが

ある日突然、「もう おもちゃは買いません!」と言って

それからは、材料や道具、作り方の書かれた本を

用意してくれるようになったそうです。


おもちゃを買わないと言われて、

一瞬とても悲しくなったけれど、

サラリーマンだったお父さんが

週末におもちゃ作りを手伝ってくれるようになり、

自分で工夫して作ることの方が楽しくなっていったのだそうです。


高校生の頃には、海外の絵本や

美術的に優れた絵本に出会って、衝撃を受けて、

いつか自分も絵本を描いてみたいと思っていたけれど、

その後、紆余曲折あり

ここにたどり着くまでに ずいぶん長い時間がかかったそうです。


でも、子どもの頃に夢中になったことは

ずっと自分の中に種のように残っていて、

大人になってから ある日突然

それが芽を出し、花が咲くこともあるんだ


ということを身を持って体験し、


今の子どもたちが 自分の好きなこと、

興味を持ったことを、

子ども時代にとことん楽しめる環境にいてほしいと

願っている
と仰っていました。


***********************************


小さい頃の夢、心の中に 思いっきり自由に描いた夢。

枠にとらわれない伸びやかな発想。


大好きだったことや、

時間を忘れて夢中になったこと。


ひとつひとつ思い出して

なんだか熱〜い気持ちになりました♪



日々慌ただしく過ごしているうちに

いつの間にか 諦めてしまっていたり、

無意識のうちに我慢していたり…


ホントは一歩踏み出す勇気が出せなくて、

言い訳ばかり考えていたのかもしれないなぁ…


そんな自分に気付かせてくれた、

夢をカタチにする、行動する勇気をもたせてくれた

素敵な展覧会♪


これまで自分で勝手に作りあげていた色んな枠、

どんどんはずしていって、

思いっきり羽ばたきたいなぁ(*^^*)




↑興味をもってくださった方、
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『いわいさんちのリベットくん』(キット付き)


著者:岩井俊雄
出版社:紀伊國屋書店




(↑こちらは、スタンプラリー会場の可愛いパネル。
料理、あかちゃん、音楽、スポーツなど
テーマごとに絵本のシーンが紹介されていました♪)

[2015/08/22 17:55] |   いわいとしお | トラックバック(0) | コメント(2) |
『とけいのあおくん』*『ただのしろいふうとう』
殿内真帆さんの描く 、

ユーモラスな表情の登場人物に

なんだか妙に心惹かれて、

親しみがあふれてくる

大好きな絵本2冊のご紹介です。


主人公は、私たちに時刻を知らせてくれる”時計”や

手紙を入れるシンプルな”封筒”。


あまりに身近すぎて、普段なかなかその気持ちに

気付いてあげられない(!?)

そんな”時計”や”封筒”の気持ちがわかる、

愉快で 心が和む、 魅力いっぱいの絵本です♪


*****************************************

『とけいのあおくん』



作:エリザベス・ロバーツ
訳:灰島かり
絵:殿内真帆
出版社:福音館書店
(こどものとも 2009年2月号)


あおくんは、青色の小さな”目覚まし時計”です。

時計屋さんの棚の上にいても、

なーんにもすることが無くて

毎日 退屈でたまりません。


あおくんの目覚ましのベルは、

とっても綺麗で 澄んだ音を出せるのに、

誰も買いに来てくれません・・・。


ある日、お母さんと一緒に男の子がやって来て、

目の前に立ち止まり、じっと あおくんを見つめます。

お父さんへの贈りものを選びにきた男の子は、

あおくんを選んでくれるでしょうか・・・!?



あおくんがドキドキして息をつめる様子や

胸の鼓動まで聞こえてきそうな臨場感、


ベルが綺麗に

「ルリーン、ルリーン、ルリーン」と

鳴り響いたときの達成感、


そして最後に、うれしくて胸がいっぱいになる

あおくんの表情がたまりません(*^^*)


原作は1950年代、イギリスの

エリザベス・ロバーツさんによるものですが、

経歴など詳細はよく分かっていないそうです。


殿内真帆さんの挿絵により、

新しく生まれ変わったこの作品!

センスあふれる 版画のようなレトロな画風や、

明るい配色、斬新な構図も楽しめる

素敵な絵本です♪

******************************************

『ただのしろいふうとう』



作・絵:殿内真帆
出版社:福音館書店
(こどものとも 2012年12月号)


こちらは、とっても個性豊かな”封筒”たちが登場する

愉快で、 心温まる物語。


主人公は、文房具屋さんの棚に並べられていた

”ただのしろいふうとう”。


ある日、女の子がその白い封筒を買って帰ります。

お口にぺたんと赤いリボンのシールを貼ってもらって

ちょっぴりいい気分になった白い封筒は、

ポストに入れられて、周りを見渡します。


そこで出会ったのは、

色とりどりの封筒や、素敵なデザインの封筒、

星の形をしたハガキなど、

とっても魅力的な仲間たち・・・!


色んな仲間を見ているうちに、白い封筒は

「ああ、ぼくだけだ。 ただのしろいふうとうなんて」・・・

と、だんだん元気を失って しゅんとしてしまいます。



周りが素敵に見えて、ちょっぴり自信をなくしてしまう

”ただのしろいふうとう”の気持ちに

自分を重ねたりして、思わずドキッとしてしまうこの絵本。


でも、最後には、封筒の中に大切にしまわれた

女の子のお手紙に、胸がいっぱいになる

ハッピーエンドの物語♪

なんだか明るく前向きになれる大好きな絵本!


子どもたちも、主人公の気持ちになりきって

じっと聞き入る 不思議な魅力溢れる絵本です(^^)♪



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[2015/08/12 22:16] | 10号車*ユーモア | トラックバック(0) | コメント(0) |
『ぼくのともだちおつきさま』*アンドレ・ダーハンさんの愛溢れる絵本
『ぼくのともだちおつきさま』




作:アンドレ・ダーハン
文:きたやまようこ
出版社:講談社



ぼくと おつきさまの 素敵なめぐりあいと

友情が描かれた、

愛溢れる絵本。


アンドレ・ダーハンさんの描き出す

ほのぼのとしたタッチの絵と、

 純粋な気持ち、 愛に満ちた言葉、

やわらかな色彩が ハートも温かくしてくれる、

大好きな作品です♪


楽しくて、ドキドキして、

明るくて、ウキウキして、

そして、 この上なく やさしいストーリー。


アンドレ・ダーハンさんは

1935年、アルジェリア生まれ。

フランスの国立パリ工芸学校を卒業した後、

パリ装飾美術学校で美術を教える傍ら

イラストレーターとして活躍されていました。


『ぼくのともだちおつきさま』は、1987年に発表された

アンドレ・ダーハンさんの初めての絵本作品。

(日本では1999年に第1刷が発行されました。)


その後も、数々の素敵な絵本を出版されていますが、

作品にはお月さまやお星さまが 度々登場します。



はるか昔、コルシカの海辺の小さな家の中で

自分の人生について、

そして自分の存在について考えていたとき


とても暗い夜、聞こえてくるのは

波が浜辺で砕ける音だけ・・・

なんとなく憂鬱な気分になっていた時に

目の前にオレンジ色の大きな月が現れて、


その月はあまりに大きく、さわれそうな気がするほどで、

そのときに ”わたしはもうひとりではない” と感じ、

この気持ちを絵本に表現しようと思われたのだそうです。


・・・月と星のない夜はなく、月も星も輝いていて、

喜びにあふれた素晴らしいもの。

どんなときもそこにいて、

いつも静かに空から見ていてくれる月は、

彼にとって 特に思い入れの強い存在なのだそうです。


絵本ナビインタビュー記事より)


そういえば、アンドレ・ダーハンさんの描くお月さまって、

オレンジ色や、ほんのり赤みがかった

サーモンピンク色だったりして

元気がもらえる色なんですよね♪♪♪



友達や家族、大好きなひと、愛する人と

一緒にいられるだけで嬉しい。


”いっしょにいると 100ばい かがやく、

さいこうに すてきな めぐりあい”


こういう気持ち、いつまでも大切にしたいなぁ(*^^*)


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[2015/08/03 00:45] | 5号車*宇宙・星・月 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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プロフィール

結衣

Author:結衣
『絵本からあふれる愛』 をテーマに♪
てくてく心のおもむくままに、愛溢れる絵本と大好きな作家さんのこと、日々のワクワクを綴っていきたいと思います。

夢は、お母さんと子どもたちが笑顔になれる 温かな居場所、 絵本&ソーイングspaceをつくること♪
子どもたちの刺繍クラブをつくること♪

好きなことば・・・
『千里の道も一歩から』
『Think Globally,
Act Locally』

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